「ダブル鉄筋」
2021/02/12
お墓エトセトラ
こちらの画像は、「ダブル鉄筋」仕様の基礎になります。
コンクリートを流しこんでしまうと分からなくなってしまいます。
ちなみにコンクリートに刺さっている4本の筒状のものは、
墓石完成時に「土間」と呼ばれる箇所になります。
完成後もこの部分には土が入っている状態です。
ですので、水が下に抜けていくことが出来るように、あらかじめコンクリートに穴を設けております。
通常は5寸厚で鉄筋は一層の基礎工事を行います。
5寸なので、おおよそ15cm厚になります。
この基礎工事は「ダブル鉄筋」仕様のご希望でしたので、
10寸(1尺)厚、おおよそ30cm厚の基礎となります。
が、少々掘り過ぎてしまったようです。
砕石を撒き、転圧をかけ、鉄筋を配置しました。
上下2層になっております。
これが「ダブル鉄筋」仕様になります。
鉄筋が2層となり、コンクリートの厚みも通常の倍になっています。
※地盤の弱いところでは、逆に5寸厚が良いかもしれません。
この上に石材が載ってきますので、あまり重量があり過ぎると沈む可能性があります。