リフォーム・墓じまいについて
リフォーム・墓じまい
ご相談内容に応じた方法をご提案致します
お墓をお作りになってから数十年と経ったお客様が増え、 経年劣化が顕著になってきたこと、お墓のお掃除(除草や剪定)が身体的に難しくなってきたことなど様々な理由により、リフォームやお掃除をご依頼されるお客様が増えております。
近年、夏の気温上昇が著しくなっており、10年前であればさほど苦ではなかった除草作業なども、場合によっては熱中症を引き起こしてしまうような注意が必要な作業になりつつあります。
お墓の様々な悩み
小さな箇所も大きな箇所も対応致します
雑草や石材の劣化などの悩みの他、目地の破損や外れ、お石塔の位置ずれ、彫刻部のペイントの剥がれ、墓誌や塔婆立ての倒壊といった起こりがちな問題、 引き継いだお墓の彫刻家名と引き継いだ方の名字が異なってしまった場合の方法、掌サイズの幹にまで成長してしまった抜くことが出来ない(抜けない位置)樹木の対処、土に埋もれるなどの理由による玉砂利の減少、人造石などの苔や汚れといった悩みなど、そのお墓ごと、お客様ごとに様々な悩みや問題がございます。
一辺倒なやり方ではなく、その時その時の状況に合わせた方法を検討することが大切です。
雑草などの生育防止
非常に多くのお客様が悩んでおります
かなり多くのお客様が悩んでいらっしゃるのが墓所内の雑草です。 除草剤を使用すれば一時はおさまりますが、長くはもちません。
雑草の生育を防止する最良の方法は、土の部分(土間)にコンクリートを打ち込むことです。
ただコンクリートがむき出しでは味気ないので、その上に玉砂利(化粧砂利)を撒くという方法が最も多いのではないでしょうか。
玉砂利以外では、御影石を敷き詰めたり、透水アクリストーンというガーデニングなどに用いる方法でコンクリートを覆うことも可能です。
墓所によっては、外柵(囲障)が歪んだり、開いたりしていることもあり、こういった場合には、御影石ではその歪みに合わせられないこともあるため、玉砂利や透水アクリストーンを使用することになります。
作り替えや補修
活かせる箇所は活かします
昔のお墓は、大谷石や白河石、人造石といったいわゆる御影石ではない石材を使用していることが多く、これらの素材は御影石よりも脆いため、経年劣化による石材の風化が早く、またそのことによる倒壊の心配も出てまいります。
特に「外柵」にこの素材を使用していることが多く、よって外柵がこのような状態になってしまっていることへのご相談・対処のご依頼が増えております。大がかりなリフォーム工事だけでなく、目地の補修や部材の再据付けを行うことで対処できることも多々ございます。ご希望の内容とそれに対する墓所の状態により対処方法は様々ですので、お気軽にご相談ください。
墓じまい
隣接墓所への気遣いが必要です
「墓じまいをする」というのは、墓所を返還することを指します。使用権を放棄し、墓所を更地に戻す作業のことです。
霊園の規定により多少の違いはあるようですが、基本的には更地に戻してお返しすると考えれば間違いはないようです。
更地に戻すということは、お墓を構成している石材はもちろん、基礎の部分も撤去処分しなければなりません。
工事内容としては、お墓を建てる時は傷などをつけないように細心の注意を払っての作業となり、解体撤去する際には「傷をつけてもよい」=「あまり注意が必要ない」と考えられるかもしれませんが、そうではありません。
もちろんご依頼の(対象の)お墓は解体して処分するわけですから、このお墓に対しての注意は必要ないかもしれませんが、隣接墓所を傷つけてしまったら大変なことになってしまいます。
また、稀に違法な方法で石材を処分している業者もございます。せっかくの決意が後味の悪いものにならいないよう、どうぞ弊社へご相談ください。