展示場のご紹介
なか川石材の「見える展示」
大きな霊園の傍には数多くの石材店が並んでいます。
どの石材店に行かれても必ず置かれているのが「御石塔の見本」です。
確かに、図面を見ても数字でしかわからず、実際のサイズ感や石種などは実物を見るのが最も把握しやすいはずです。
ですが、お客様が「知りたい」「見たい」のは「御石塔」だけでしょうか。
例えば、お墓が建ってしまってからは見えなくなってしまう「基礎」はどういう仕様で作られているのか。
おそらく「〇〇基礎」など文字だけのご契約となるのではないでしょうか。
なか川石材では、このような「基礎」や「土間コンクリート」などの断面見本、地震対策のための方法を見本で展示しております。
普段見ることのできない箇所を見ていただきたく、なか川石材だけの展示物を製作致しました。
展示は店内奥の中庭にございます。
いつでもご覧になれますので、お気軽にお越しください。
見える 基礎・土間コンクリート
「基礎」がしっかり作られていて初めて安心のできるお墓になるはずです。
なか川石材の基礎は通常約15cmの厚みに鉄筋を配置しコンクリートを流し込みます。
土間コンクリート打ちの場合は約9cm。こちらも鉄筋を配置します。
この他、土間コンの上に玉砂利を敷いた状態、御影石を敷いた状態、見た目は細かな砂利ですが固めているため動かない透水アクリストーンという方法を展示しております。
見える 地震対策
目的に合わせた設計を大切にしています
近年需要の増えているお墓への「地震対策」です。
施工に使用するボンドも進化し、それだけでもかなりの対策になっているとは思いますが、風雨にさらされているものは時間と共に劣化していきます。
ご心配な方は、もう1つの上の段階の対策が可能です。
縦横の揺れに耐えられる「ダンパー」や「粘弾ゴム」、御石塔の土台となっている外柵の部材を固定する「L字金具」です。
完成後には見えなくなりますので、通常と変わらない見た目のお墓が出来上がります。
文字彫刻の書体別パターン
ここ数年、家名ではなく想いのこもった文字を彫刻する方が非常に増えております。
家名なのか、ある言葉なのか、そこに悩む方は多いのですが、それを表現する書体やペイントの有無によっても印象は変わってくるはずです。
せっかくなら書体も見ていただこうと「楷書体」「行書体」「隷書体」で実際に彫刻しております。
書体以外にも、例えば彫刻部分にペイントを入れたらどのように見えるのか、入れないことでどの程度の見え方になるのか、そういったことを見ていただきたくそれぞれのパターンをご用意致しました。